京葉線の快速の運命やいかに

千葉県にお住まいの方、千葉県に遊びに、仕事に来る方で京葉線を使っている方も多いかと思います。
そんな方に、衝撃のニュースがありました。
なんと、JRが京葉線の快速及び通勤快速を全廃するダイヤ改正を考えているというニュースです。

弊所はJR内房線の浜野駅が最寄り駅なのですが、隣の駅が蘇我駅です。
そう、京葉線の始発(終点)駅です。
都内へ電車で行く際は結構京葉線を使います。
新木場乗り換えが便利なんですよね。

また、東京ディズニーリゾート(TDR)や幕張メッセなど、県内外から多くの人を集める施設がある駅は、当然快速の停車駅になっています。
TDRは都内からさほど遠くないので、まぁギリギリ各駅停車でも我慢できるとは思いますが、幕張メッセはもちろん、ここ数年音楽フェスを開催している蘇我も、確実に快速の恩恵を受けている駅になります。
蘇我駅は、その先の内房線や外房線にも直結しているので、あるいみ房総半島の玄関駅です。
そんな玄関駅が不便になったら、当然人の動きは鈍くなるでしょう。

JR側は快速の混雑緩和を理由としています。
私は普段電車を使わないのでどの程度それらが混雑しているか詳しくはわかりませんが、昨年の特定社労士の研修の際1度だけ平日の通勤快速を使いました。
確かに混雑はしていますね。
とはいえ、通勤時間帯の総武線や京成線も経験していた身としては(鞄から手を放しても落ちないレベルの混雑)、そこまでの混雑は感じませんでした。

混雑緩和の方法としては、先日実施されたアクアラインの時間別料金が思い起こされます。
その方法を少し利用してみるのも対案としてはありではないでしょうか?
なぜなら、京葉線では「特急わかしお」が走っていますが、それが混雑(乗車率100%レベル)しているという状況はあまり見かけません。
そこで、双方の考えを踏まえて、「京葉線に新しい特急を走らせる」というのはどうでしょう?
その新特急は、平日は通勤快速の停車駅、土日祝日は快速の停車駅を足るようにし、平日の快速はなくす。
特急料金は一律500円(定期は1万円プラス)。
このようにすれは、JRの希望する快速(新特急)の混雑緩和+収益UP、千葉県や千葉市の希望する快速(新特急)の維持が可能になります。

また、千葉県(場合によっては恩恵を受ける市も)はJRに対し上記特急定期代の半額程度を当面の間補助金として支給する協定を結び、通勤・通学定期代の上乗せ額の負担を補助する。
そして、補助金の原資を補うために、ふるさと納税でTDRの割引券、幕張メッセや蘇我のフェスの割引券を返礼品にする。

このような仕組みにすれば、JRの収益UP&混雑緩和、快速(新特急)の一部維持、利用者の負担軽減、千葉県の税収UP、TDR・幕張メッセ・蘇我のフェスの集客UPというWIN-WIN-WIN-WIN-WINの関係が作れます。
ピンチをチャンスに!
ぜひ知恵を出し合って、千葉県の魅力UPに繋げましょう!!