まずは気になる情報から
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・特定技能関係の特定活動(「特定技能2号」への移行を希望する場合)
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入管庁ホームページより
「特定技能2号」の在留資格に変更を希望される方で、在留期間の満了日までに申請に必要な書類を揃えることができないなど、移行のための準備に時間を要する場合には、「特定技能2号」で就労を予定している受入れ機関で就労しながら移行のための準備を行うことができるよう「特定活動(6月・就労可)」への在留資格変更許可申請を行うことができます。
として、特定活動への変更申請について手続き情報が掲載されています。
https://www.moj.go.jp/isa/applications/ssw/10_00001.html
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・保育士の処遇改善に係る国への5県共同要望について
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千葉県ホームページより
保育人材の確保の取組を進める中、大都市に隣接する埼玉県・千葉県・奈良県・和歌山県・佐賀県においては、保育士が給与水準の高い地域へ流出するという共通の課題を持つことから、5県が共同で、政府に対して要望を行いました。
として、要望内容が掲載されています。
http://www.pref.chiba.lg.jp/kosodate/press/2025/r7youbou-0707.html
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・教育訓練休暇給付金
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厚生労働省ホームページより
今年10月より教育訓練休暇給付金が創設(施行)されます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/koyouhoken/kyukakyufukin.html
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・日本語教育の推進に関する施策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針(改定案)の意見募集の実施について
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日本語教育の推進に関する施策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針(改定案)のパブリックコメントが実施されています。
実施期間
2025年7月17日から同8月6日
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185001431&Mode=0
生成AIが話題になり始めたのはほんの1,2年前ですが、その進化は日進月歩を超える速度です。
皆さんは生成AIを活用していますか?
私は、以前からお伝えしているように、色々と活用しています。
そしてまた、ここ1か月程度の間に、各種AIが格段の進化を遂げてきました。
個人的に一番の利用可能性があるのが、GeminiCLIとClaudeのアーティファクトです。
GeminiCLIとは、Gemini(つまりグーグル)が公開したツールで、コマンドライン(文字入力)によってAIを使うというものです。
コマンドラインを使ったことが無い人や使い慣れていない人は手を付けにくいところですが、コマンドラインで操作できる範囲の事は、AIが操作できてしまうという特徴があります。
例えば、ファイルを生成させることはコマンドラインでも可能なため、情報収集させ、その結果をテキストファイルとして特定の場所に保存させるという事が可能です。
もしGeminiCLIが無ければ、AIを使い情報収集を指示し、その結果を表示させ、その結果をコピペしてファイルとして保存するという作業を人間が行う必要がありますが、その部分の手作業が不要になります。
また、実際に使ってみたのですが、パソコンのトラブルシューティングにも対応が可能でした。
例えば、パソコンが何らかの不具合を起こして動きがおかしい時に、その症状をGeminiCLIに伝え対処を指示すると、原因の特定から解決の作業を行ってくれます。
なぜこれが可能かと言うと、パソコンの場合トラブルの対応は、マウスで操作するアプリで対応するよりも、コマンドプロンプトやパワーシェルで対応することが多いので、ある意味GeminiCLIの得意分野と言えるからです。
他にも、単に情報収集という範疇を超えた対応ができるので、そういう使い方を求めている人にはとても便利なAIだと思います。
次にClaudeのアーティファクトです。
これは個人的にはド肝を抜かれたレベルで凄いものでした。
これを使うと、生成AIを使ったWebアプリが作れてしまうからです。
それが、言葉で仕様を伝えることで、コーディング、デバッグ(問題点の修復)、UI(画面構成)、Webでの公開までも可能にしてしまうからです。
特に、APIというものを使うアプリを作ることも難なくこなし、公開する際はデプロイという作業も必要になるのですが、そこまでもアーティファクトが処理してくれます。
そして、私が一番魅力を感じた部分は、ここで作ったアプリのトークン(データのやり取り)により発生する費用は、利用者側のトークンの消費で対応するという所です。
一般的に、生成AIアプリが使うトークンは、アプリを作った側のトークンを消費するため、アプリを公開=使われる分だけ作った側の負担になるという仕様でした。
ChatGPTのMyGPTのように、当該生成AIの外観のまま、動作仕様を特化させるものの場合は、利用者のトークンを使うという仕様ではありますが、外観をWebアプリとして好きな外観(UI)にできるもの(メジャーなものはAIボットと言われるもの)はそうではありませんでした。
上記AIボットは、最近では企業や行政の問い合わせに導入されていますよね。
それで、私もさっそくアーティファクトでアプリを2つ作ってみました。
1つは練習も兼ねた遊び要素の強い、塗り絵画像生成アプリです。
これは、分の好きな写真や絵をアップロードすると、白黒のフレーム(縁の線のみ)の画像に変換してくれるものです。
例えば、子供などの好きなキャラクターの画像をアップロードして変換させると、塗り絵用の画像を作ってくれるので、子供が好きなキャラクターで塗り絵し放題になります。
もう一つは実務的要素も含んだもので、労災保険の労働者の死傷病等が発生したさいに報告する書類に記載する、状況を説明する略図を棒人間で描いてくれるというものです。
棒人間とは、頭を〇で描き、手や足や胴体を単一の線で描き人間の体勢などを現すときに使う絵を言います。
同乗の略図では、そのレベルの絵で良いので、棒人間で描くようにしました。
例えば、階段を踏み外して頭を打った等の状況を伝えると、その場面の絵を描いてくれます。
さらに、現場の写真もアップロードできるようにしてあるので、物の配置を大まかに描いてくれるようにもしてあります。
絵心の無い人にとっては、棒人間であっても、描くのには手間がかかるものですからね。
そして、AIが生成した画像について、細かな修正をしていくことが可能になっています。
上記の階段を踏み外した場面で、体が空中に浮いている状態の絵をAIが生成してきた場合は、「体は地面に着いた状態にして」と修正指示すると、他の部分はそのままで、体を示す棒人間の配置だけを修正してくれます。
こんな風に、手間のかかる部分をAIを使う事で効率的な事が出来るようになっています。
また、OpenAI社(ChatGPT)も、昨日かなり機能を強化したものを発表しました。
契約形態の関係で現時点ではまだ使えていませんが、月曜には使えるようです。
AIに指示して、買い物までも済ませることができる機能を持ったりもしたようです。
現状、AIがAIの進化をさせている状況でしょうから、更に進化は加速するでしょう。
つまり、使う者と使わない者との差が、加速度的に広がっていきます。
この波に乗り遅れたら、自分の価値を無くすことにもなりかねません。
全てを使いこなす必要はありませんが(自分も全てを理解しているわけではないですし)、自分の中で使える部分は使う癖は付けておいた方がいいですよ!
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下記に上記2つのアプリのリンクを掲載します。(Claudeを使うためのユーザー登録が必要です)
塗り絵画像生成AIアプリ
https://claude.ai/public/artifacts/ad14fbbc-4d41-4ffc-86c7-f49938ae77a8
死傷病報告略図生成AIアプリ
https://claude.ai/public/artifacts/6de6c432-7dee-4002-a03c-03d891af46ba